もしあなたが栄養療法について、こんな風に考えているとしたら——
残念ながら、その不調が改善する可能性は極めて低いでしょう。
はじめまして、宮澤です。
私は医師で、22年間栄養療法に携わっています。
上記は、私が栄養療法を始めた22年前に信じていたことです。
当時、サプリメント会社付属のクリニックで、大量のサプリメントを処方しながら、なかなか良くならない患者さんたちと向き合っていました。
不思議なことに、現在クリニックに来院される患者さんの多くも、サプリメントを毎日山ほど摂っているのに、思うような効果が出ていないという共通点があります。
もしかすると、これは「サプリメント信仰」とも呼ぶべきものなのかもしれません。
しかし、私は患者さんの治りがあまりにも悪いことに疑問を抱き、ある時から根本的に考え方を変えました。
「栄養が不足している」ことではなく、「なぜ栄養が不足するのか?」という原因に目を向けるようになったのです。
それから15年が経ちました。自分で言うのもなんですが、改善率は格段に向上しました。
栄養不足の原因を正しくアプローチすることで、患者さんが治療を卒業できるようになったのです。
ぜひ、「栄養不足の根本原因に目を向けることの大切さ」を知っていただければと思います。
この本では栄養療法を受けている多くの患者さんが勘違いしているポイントを25個の講座形式にまとめました。
1日1講座を読んで頂き、25日で栄養療法マスターを目指してください。
医師・医学博士
京橋ウェルネスクリニック院長
臨床分子栄養医学研究会代表
2001年より栄養療法を実践し、30,000人以上の診療実績を持つ。栄養不足の「結果」ではなく「原因」を探る根本治療外来を確立。2013年開講の分子栄養学実践講座では3,500名以上の医療従事者を育成し、日本における栄養療法の普及に貢献している。